QuarkXPress 4.05 日本語版アップデータについて

QuarkXPress4.05では以下のような修正、改良、追加が行われました。詳しくは各項を参照してください。

アップデータ ダウンロード ページへ


問題の修正箇所

[テキスト機能]

■行末に連続した閉じ括弧類が配置された場合のテキストフロー方式が、Ver 3.3とVer 4.02では異なります。このため、行末に連続閉じ括弧類を含むVer 3.3ドキュメントをVer 4.02で開くと、リフローが起こる場合がありました。この問題は4.05では生じません。ただし、4.02で作成されたドキュメントが行末に連続閉じ括弧類を含む場合、これをVer 4.05で開くとリフローが起こることがありますので、ご注意ください。

■和文/欧文間スペース機能を利用している状態で、欧文キャラクタに隣接する和文キャラクタに(あるいは和文キャラクタに隣接する欧文キャラクタに)ルビが適用されているVer 3.3ドキュメントを、Ver4.02で開くと、リフローが起こる場合がありました。この問題はVer 4.05では生じません。

■Ver 4.02では自動カーニング機能によって適用されたカーニングペア情報がドキュメントに保存されませんでした。この問題はVer 4.05で解決されています。

■Ver 4.05では、行末禁則文字のフロー方式および句読点のぶら下がり機能が改善されました。このため、行末禁則処理および句読点のぶら下がりを含むVer 4.02ドキュメントをVer 4.05で開くとリフローが起こることがありますので、ご注意ください(Ver 3.3ドキュメントは、Ver 4.05ではリフローしません)。

[保存機能]

■新規保存を選択して、Novellネットワークドライブにあるドキュメントを置き換えても、メッセージ「ファイルが見つかりません-43」が表示されなくなりました。

■(Mac OS) アンカーされたラインを含むドキュメントをVer 3.3フォーマットで問題なく保存することができます。

[印刷機能]

■ブリードが設定されたドキュメントに対して「印刷」ダイアログボックスで自動タイリングを指定した場合も、ブリード設定に応じて正しく全面が印刷されます。

■見開き縦組みドキュメントで偶数ページにマゼンタ成分がなく、奇数ページにマゼンタ成分があるドキュメントをスプレッド出力した場合にかぎり、奇数ページのマゼンタ版が出力されないという問題は、Ver 4.05で解決されました。

■(MacOS)Ver 4.02では、EFI社製プリンタサーバを利用した場合、プリンタフォントの検索(「ファイル」→「印刷」→「プリンタフォント」タブ→〔検索開始〕ボタン)を行なうと、プリンタサーバにフォントがインストールされているにもかかわず、すべてのフォントがオフとして表示されました。この問題は、Ver 4.05では解決されています。

■(MacOS 8.5)プロセス版はカラー名のみの表記になりました。

■Windows 95/98)Ver 4.02では、特定のプリンタでAdobePSPrinterDriver 4.2を利用した場合、ご利用のPPDファイル(沖電気製プリンタ付属のPPDファイルなど)によっては、「プリンタフォント」タブ(「ファイル」→「印刷」)でTrueTypeフォントの送信方法ドロップダウンリストを使用できない場合がありました。この問題は、Ver 4.05では解決されています。

■(Windows 95/98)TrueTypeフォントのアウトライン出力機能(「ファイル」→「印刷」→「プリンタフォント」タブ→TrueTypeフォントの送信方法ドロップダウンリスト→アウトライン)を利用して見開きスプレッドを含む縦組みドキュメントを印刷した場合に、2ページ目以降の出力が正しく行なわれませんでした。この問題は、Ver 4.05では解決されています。

■(NT 4.0)ヘアラインはバックグラウンドオブジェクトを認識し、正しくトラップも行なわれます。

[ベジエアイテム]

■先端に矢印を適用したベジエラインにはいくつかの改良が加えられています。このため、Ver 4.02 で作成されたドキュメントで先端に矢印を適用したベジエラインにテキストの回り込みが設定されている場合、テキストのリフローが発生する可能性があります。矢印の先端を適用したベジエラインを含むVer 4.02ドキュメントを、Ver 4.05でご利用の場合は、テキストのリフローにご注意ください。

[検索/置換機能]

■検索フィールドでスタイルシートチェックボックスがオンにされている状態でも、適切なテキストを正しく検索できます。

■(Mac OS) ドキュメント内の不足フォントを検索/置換することができるようになりました。

[画像および画像ボックス]

■(NT 4.0)OLEリンクオブジェクトのソースファイルを変更した場合(「編集」→「リンク」→「ソースの変更」)、変更は画像プレビューおよびドキュメントに正しく反映されます。

[その他]

■Commandキー(MacOS)またはCtrlキー(Windows 95/NT)を押すことで複数の図形を選択した状態で、そのうちのひとつをサイズ変更できます。

■(Mac OS) Adobe Type Reunionを利用して、「使用状況」ダイアログボックス、「文字設定」ダイアログボックス、検索/置換パレットおよび「フォント置換」ダイアログボックス(「補助」→「使用状況」→「フォント」タブ→〔置換〕ボタン)でタイプフェイスをフォントファミリーとしてグループ化できるようになりました。

■(Mac OS) チャプターをブックにリンクしなおしても、エラーメッセージ「本バージョンのQuarkXPressではこのドキュメントは開けません」は表示されません。

■(MacOS)Ver 4.02では、英語版Apple Script が、スペース、タブ、キャラクタをカウントできるのに対して、日本語Apple Script は、キャラクタしかカウントできませんでした。この問題は、Ver 4.05では解決されています。

ページトップへ

 

機能の変更とマニュアルの訂正箇所

[プリンタの変更メッセージ]

■印刷時には「プリンタが変更されました。プリンタフォントタブを選び、プリンタのフォントを検索することをお勧めします」というメッセージが表示されます。このダイアログが必要ない場合、Ver 4.05では、「以後このダイアログを表示しない」チェックボックスをオンにすることで、これが表示されない設定にすることができます。

この場合、すべてのフォントはビットマップで印刷されます。そのため、プリンタフォントの検索を行なわず、プリンタフォントを使用する場合には「プリンタフォント」タブで各フォントのポストスクリプト印刷欄のチェックを手動でオンにする必要があります。

また、各フォントのポストスクリプト印刷欄のチェックをオンにする場合、「このフォントが検索されたプリンタにない場合、Courierに置き換えられることがあります」というメッセージが表示されます。このダイアログが必要ない場合、Ver 4.05では、「以後このダイアログを表示しない」チェックボックスをオンにすることで、これが表示されない設定にすることができます。
多種にわたる日本語フォントを搭載した出力機をご利用の場合は、〔検索開始〕ボタン(「ファイル」→「印刷」→「プリンタフォント」タブ)をクリックせず、手動で各フォントのポストスクリプト印刷欄のチェックをオンにされることをお勧めします。

[マニュアル記述の誤り]

■(Windows 95/98/NT)QuarkXPress 4.0マニュアル(「QuarkXPressガイド」24.2)の記載に「QuarkXPress 4.0はCGMファイルとHPGLファイルを取り込めます」とあるのは誤りです。これらのファイル取り込みフィルタは、QuarkXPressには用意されていません。

ページトップへ

 

AppleScriptに加えられた変更箇所

■Ver 4.05 では、QuarkXPress AppleScript辞書のスクリプト構文に大きな変更が行なわれました。変更は2種類に分けることができます。ひとつは用語がいくつか変更されたこと。もうひとつは、以前はスクリプト不可能だったQuarkXPress 4.0新機能がサポートされたことです。全般的に言って、新機能用のスクリプト機能を新たに追加するというよりも、既存のスクリプト機能を改良することに重点が置かれています。

たいていの場合、既存のスクリプトに必要となる変更はごくわずかです。作成済みのスクリプトをお持ちの場合は、Ver 4.05 でそれを開き、リコンパイルしてください(スクリプト編集プログラムの構文確認ボタンをクリックします)。これによって、障害となるタームがある場合は、<>のように表示されます。次にQuarkXPress 4.05辞書を調べ、それに該当する新しいシンタクスを見つけます。旧バージョンのQuarkXPressでスクリプトをテキスト保存しておくことも、元の構文を参照する場合に便利です。

スクリプトのなかには大幅な変更が加えらたものもあります。テキスト/画像/ラインボックスは名称が変更されました。多角形ポイントリストはベジエ図形に変更されました。スタイル仕様(style spec)は段落単位のものと文字単位のものに分かれました。これらのクラスが用いられているスクリプトは少なくとも部分的に書き換える必要があります。

※詳細につきましては、ダウンロードまたは配布を予定しているCD-ROM 内に添付される「Read Me」に記述されています。

ページトップへ

 

アップデートされたQuarkXTensions

■Index
■Kern-Track Editor
■MS-Word Filter
■POCE
■Quark CMS
■XPress Tags Filter
■Word Perfect Filter
■Ichitaro Filter
■Mac Write II Filter

新たに追加されたQuarkXTensions

■Quark HTML Text Export
ストーリーや選択範囲のテキストをHTMLフォーマットのテキストとして書き出すためのXTensionsソフトウェアです。

■Guide Manager
QuarkXPressドキュメントおよびスプレッドにガイドを配置するときに便利なXTensionsソフトウェアです。

■DejaVu
Ver 4.0からテキスト、画像、ドキュメントに手軽にアクセスできるXTensionsソフトウェアです。Dejavuを利用すると、「ファイル」メニューの一番下から最近開いたドキュメントのリストを表示したり、「ファイル」→「開く」コマンドから階層式のメニューを表示したりできます。さらに取り込んだり開いたりするテキスト、画像、ドキュメントのデフォルトフォルダを指定することもできます。

■GIF Import Filter(MacOSのみ)
GIF Import Filterは、QuarkXPress 4.05 for Mac用XTensionsソフトウェアです。GIF(Graphic Interchange Format)ファイルをQuarkXPressに取り込むことができます。

■Shape of Things
QuarkXPressで星形の画像ボックスを簡単に作成するためのXTensionsソフトウェアです。

■MS-Word 6-7 Filter
MS-Word 6-7用の取り込み/書き出しフィルタです。MS-Word 6.0 - 7.0のファイルをQuarkXPressに取り込んだり、QuarkXPressから書き出したりできます。また、前述のMS-Word Filter(バージョン 3.5)は、MS-Word Filter 3.21の改良版です。MS-Word 6.0 - 7.0より前のMS-WordファイルをQuarkXPressに取り込んだり、QuarkXPressから書き出したりできます。MS-Word Filter 3.5は、同時にMS-Word 6-7 Filterが読み込まれている場合でも使用でき、「古いバージョンのフィルタがインストールされているため、MS-Word 6-7 Filterを読み込みできません」というメッセージは表示されません。

ページトップへ

QuarkXPress4関連