MacOSで作成されたドキュメント内のEPS画像プレビューがWindowsで表示されない 【105】
| OS | : | ALL |
| バージョン | : | ALL |
| その他 | : | 画像トラブルシューティング システム互換 ファイル互換 |
MacOS上のファイルは2つの「フォーク」:リソースフォークとデータフォーク、から成り立っています。MacOS用アプリケーションでEPSファイルを作成するとき、画像自体(ポストスクリプトデータ)はデータフォークで書かれ、画像のPICTプレビューはリソースフォークで描かれます。EPSとして画像を保存するとき、ファイルタイプ「EPSF」を持ちます。これに対して、Windows95/NTファイルはデータフォークからのみ成り立ち、MacOSのリソースフォークを読めません。Windows95/NT上でのEPSファイルのプレビューには、TIFFまたはWindows Meta File(WMFD)が使用されます。
このため、クロスプラットホームで移動する可能性のあるEPSやTIFFファイルは、Windowsフォーマット(TIFFプレビュー)で保存する必要があります。
Adobe IllustratorやAdobe PhotoshopといったMacOS用アプリケーションはファイルを保存するとき、WindowsフォーマットでEPSファイルを保存するオプションがあります。WindowsフォーマットでEPS保存すると、スクリーンプレビューはTIFFとして保存され、Macリソースフォークの代わりにEPSデータフォークの中に書き出され、両方のプラットホーム上で正しく表示されます(一般的に、TIFFは「透明」部分を含むことができず、EPSスクリーンプレビューのカラーのない部分は白として表示されます)。
MacOS上でEPSファイルのデフォルトエンコーディングはバイナリであるのに対して、Windows95/NT上でのEPSファイルのデフォルトエンコーディングはASCIIです。Windows95/NT上でバイナリエンコーディングされたEPSファイルは、出力に際して問題が起きる場合があります。
クロスプラットホームでEPSファイルを使用する場合に、このような出力の問題を回避するためには、Macintosh EPSファイルをASCIIエンコーディングで保存してください。EPSファイルで保存できるほとんどのMacOSアプリケーションは、メニューオプション表示が若干違っていても、エンコーディング方法(ASCIIまたはバイナリ)を選択できます。
